がみろぐ

旅行先などの写真を紹介します。めざせ47都道府県!

九尺ふじと孔雀

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パープルこってりにした九尺ふじ。

5月のゴールデンウィーク終盤に兵庫県丹波市の白毫寺(びゃくごうじ)まで藤を撮りに行ってきました。ここの藤は「九尺ふじ」という品種で普通の藤よりも房が長いのが特徴です。そして、夜にはなんと藤のライトアップも行われます!これは期待値上がる!

 

道程は長かった

白毫寺まで長蛇の渋滞

ゴールデンウィークで、かつ、藤が満開ということで多少の渋滞や混雑は覚悟していました。しかしいざ行ってみるとかなり渋滞している模様...「混雑時はここから40分以上かかります。」という看板のところから渋滞に引っかかりました(15時頃の話)。こんなに人気スポットだとは...

でもこの渋滞は不幸中の幸い。今回は土曜日に行ったからまだマシでしたが、日曜日だとマラソン大会の交通規制も行われるためとんでもない渋滞になるらしいです。土曜日に行ってて良かった(^_^;)

 

駐車場は6箇所

白毫寺の入口付近の駐車場から点々と6箇所の駐車場が用意されています。一番離れている駐車場からでも徒歩10分もかからず白毫寺に着くのでどこに停めてもさほど問題無いと思われます。逆に混雑時はさっさと車を停めて歩いたほうが早いです。

 

入場料金は300円

白毫寺の入り口

門の前で300円を支払い、いざ白毫寺へ!藤は!?九尺は!?と息巻いていると目の前には孔雀がいました(笑)まさか「くじゃく」で掛けてんのかな?孔雀は毒蛇をも食べることから仏教の守護神とされるらしいのです。

白毫寺の孔雀

「目」を強調させるためにシャドー部を暗く、水色を濃くしています。

 

藤棚のある広場へ

寺の前を通りすぎて階段を登ると、藤棚のある広場へ到着します。

白毫寺の藤棚

想像してたより藤棚が長い!そしてやはり人が多い!まぁピークの時期なので仕方ないのでしょう。また、九尺ということで花の房が2m70cm位あるのかと期待していたけど実際はそんなに長くなかったです。そういう品種らしい。でも確かに他の藤と比べると長い。さらに藤棚の高さも低くなっているので棚の下に入り込むには少し屈まないといけませんでした。

不意に背伸びでもしようとしたら頭が藤の中に入って「匂いが...!匂いがー!!」ってなりました。自分には少々キツメの匂いでしたけどクマンバチさんにとってはそそられるんでしょうね。そこら辺をブンブン音立てて飛び回っておりました。

九尺ふじに集まるクマンバチ

 

夜のライトアップまで待つ

白毫寺の目玉は藤のライトアップです。日没から21時までカラフルな藤のライトアップが行われるのです!

ライトアップされた九尺ふじ

超定番の下から広角であおってみた図。

でも花のライトアップを撮るのは難しい...少しの風で揺れる(そして人が触れて揺れる)ので、シャッタスピードを速くしないとブレる→仕方なくISO感度を上げる→ノイズが出る→泣ける(TдT)

星を点で撮るための赤道儀があるように、風で揺れる被写体に合わせて動くシステムなんて開発できないでしょうか。まぁ無理ですよね。結局藤を撮るのも忍耐力が必要でした。人がいないタイミング(ライトアップ終了直前ですかね?)でまた次回チャレンジします!

 

現在は本来の姿ではない

今回見た九尺ふじは広場にある藤です。しかし以前は山の斜面を少し登ったところに、もう一段藤棚があったのだそうです。しかし数年前の大雨で土砂崩れにあい、現在は広場の一段のみとなっています(白毫寺のウェブサイトには以前のままの写真があります)。是非とも2段ある九尺ふじを見てみたい。

 

どうでもいいけど白毫寺の「毫」という漢字、これ一字で「豪毛」っていう意味に思えてしまうのは僕だけじゃないですよね?

 

では!

 

☆白毫寺のウェブサイト

白毫寺|兵庫県丹波市|九尺藤・セッコク・紅葉