がみろぐ

旅行先などの写真を紹介します。めざせ47都道府県!

滋賀県日野町のホタルと天の川

こんばんは。自称「日野町ホタル保存会」会長のがみさんです。

梅雨に入り、6月中旬には僕の地元では夜になると黄緑色の光が乱舞し始めます。そう、みんな大好きホタルです!一眼レフを購入してからは毎年必ず実家周辺のホタルを撮りに行ってるんですが、この場所がもうホタルの飛ぶ量が多いのなんのって!田舎に行けば普通の量じゃないの?ッて今までは思ってましたけど、友達に紹介するたびに多いって言われます。多いそうです。

 

今年狙うホタル写真

ホタルって見てて綺麗ですし写真にとっても幻想的で癒やされますよね。でも写真に写すのはホタルだけじゃ物足りなくなってきまして、何か副題を入れるか、面白いアングルで撮りたいなーと考えてました。去年のホタルシーズン終了後からずっと考えてました。

そして今年撮ってみようと思いついたのが、「ローアングル」と「天の川」です。もっと言うと姫ボタルを撮りに行きたかったんですけど、なかなか近場に生息情報がありません。。。なので今年は地元のホタルに狙いを定め、雨の日以外ほぼ毎日観察してました。笑

 

簡単には撮れない

ローアングルの写真ならホタルが出現する時期に行けばいつだって撮れます。難しいのはもうひとつの、天の川と蛍の写真です。"天の川を良く撮れる日"と"ホタルがたくさん飛ぶ日"に撮影できないと、全然見応えのない写真になってしまいます。これがなかなか運任せでもう、、もうっ!(TдT)ってなります。梅雨の時期なのでそもそも晴れ間が少ないというのも、神様のイタズラとしか思えません。天気が悪い日が続くけども、それでも毎日毎日天気予報とにらめっこ。

 

ついにきたベストコンディション

焦点距離:20mm|シャッタースピード:30秒|絞り:f/2.2|ISO感度:1600

神様ありがとう!\(^o^)/

案外あっさり撮れました!これこそ撮りたかった写真です。最初は雲がありましたが、晴れる瞬間を2時間ぐらい待ってたらそのタイミングでホタルも良い感じに飛んでくれました。めげずに途中で帰らなくて良かった...!

この写真を撮るにあたってポリシーにしたのが、合成をしないということ。天の川は一枚の写真だとしても、ホタルの部分だけ複数枚重ねてたくさん飛んでるような写真に仕上げるというやり方だと、そこらへんの田舎に行けば簡単に撮れると思います。でも僕はこの場所のホタルの多さをそのまま写したかったので、合成なしにこだわりました。

 

ローアングルは勇気がいる

次に、ローアングルのホタル写真を狙ってみます。イメージしていたのは、川の上にもう一層ホタルの光跡で出来た川を表現できたらいいなと思ってました。そして、この場所のホタルはちょうど川の上を飛ぶことは調査済みです。あとはその場所に三脚をセッティングするだけ。

しかし川の両側は1メートルぐらいの高さの草が覆い茂っています。そして田舎ではどこにでもいるマムシの脅威もあります。鹿もいるけどあいつらは臆病なので逃げていってくれます。ということで、服装は長袖長ズボン、長靴着用は必須!草をかき分け目的の場所にて撮ったホタルがこちら。

焦点距離:58mm|シャッタースピード:5分|絞り:f/2.2|ISO感度:1600

イメージ通りでした!天の川&ホタルの写真は一枚撮りですが、こちらは合成しています。30秒×10枚の5分間の写真です。3分間ぐらいでこの量のホタルが撮れるかと思ってましたが、ちょっと少なかったので、5分にしました。これは去年よりホタルが少なくなってきてるということなのか...?単純にまだピークじゃなかっただけと信じたいです。

ちなみに去年は35秒の写真でこれだけのホタルが撮れました。

焦点距離:58mm|シャッタースピード:35秒|絞り:f/5.6|ISO感度:3200

去年はいっぱい居たなー(^_^;)

 

余計な光を出さない

今年はもう飛んでいませんが、来年以降ホタルを見に行く際に気をつけて欲しいことです。ホタルはとても弱い光で繁殖活動をしているので、それに似た色や強い光が発生するとダイレクトにホタルの活動に影響を与えてしまいます。その結果、翌年のホタルの量が減ってしまったりするのでこれだけは避けたいところ。。。カメラのアクセスランプとか液晶画面とか、隠せるところは隠していきましょう!

 

では、皆さん楽しいホタルライフを!(今年はもう飛んでいませんが)大事なことなので二回言いました