がみろぐ

旅行先などの写真を紹介します。めざせ47都道府県!

奈良県の不動窟鍾乳洞で滝を撮ってきた

不動明王像

幾度となく週末に台風が迫る9月の近畿地方。リーマン風景写真撮りにとっては最悪のコンディション。でも、せっかくの休みなのにどこにも写真を撮りに行かないなんてもったいない!意地でもどこか探して写真を撮りに行く!そうして辿り着いた結論は、鍾乳洞でした。

 

奈良県の南へ

今回は奈良県の秘境、川上村にある「不動窟鍾乳洞」へ行ってきました!この鍾乳洞、なんとただの鍾乳洞ではなく洞窟内に滝が流れているという全国でも珍しい鍾乳洞だそうな。鍾乳洞&滝マニアの僕としてはそそられますね。

でも台風ですよ?いくら鍾乳洞とはいえ滝が流れているということは雨が降ったら水量が増えるでしょう?土砂降りですよ?入れるの?と、不安たっぷりなので確認の電話を「喫茶ホラ!あな」にかけました。(店名についてはスルー)

 

「ちょっとお伺いしたいんですけど、今日って」

 

店員のおばちゃん

「やってますよ!きてくださいねー!」

 

ガチャッ!...ツー、ツー、ツー


うん。大丈夫そう!(ほんまかいな)

僕がまだ喋ってるのにとりあえず来いと言わんばかりの勢いで圧倒されました。よし、行きましょう。


行ってきた

「喫茶ホラ!あな」の場所はとてもわかりやすく、すぐに見つけられました。駐車場は5台ぐらい。鍾乳洞への入り口は「喫茶ホラ!あな」の店内から抜けていきます。店内で入場料の500円を支払い、外に出て階段を下っていきます。

地味に長い階段を下る

 

服装は?

スニーカーと長袖上着は必須です。洞窟内の気温は年間通して14℃で、夏だからといって半袖Tシャツ一枚は寒すぎますね。僕はマウンテンパーカを持って行きました。また、状況により洞窟内は水が多くなるのでスニーカーでもビショビショになる場合もあるのだとか。そんな時はお店で長靴を無料で貸してくれます。子供用のサイズもありました。

 

不動明王が祀られている

不動明王様の社

この鍾乳洞では名前の通り、不動明王に関係しています。鍾乳洞で不動明王が祀られていて、どんな世俗的な願いも叶えてくれるのだとか。そんな不動明王様に「大三元レンズが降ってきますように」なんてお願いしながら鍾乳洞に入って行きましたが、まだそんな兆候はありません!いつ叶えてくれるのでしょうか!?早くしてくれないと買っちゃいますよ!←

 

往復20分 

入り口

不動窟鍾乳洞は他の鍾乳洞に比べてかなり短い!往復20分で帰ってこれるそう。メインの不動滝も洞窟に入って数分歩いたら辿り着きました。あと、洞窟内は屈まないと通れないぐらい狭い通路もあるので、リュックを背負っていく場合は頭上の岩に注意したほうがいいです。僕みたいに鞄に挿してた三脚の雲台をガリッとやってしまわないようにしましょう(涙目

 

音の迫力がすごい

滝が流れているのは洞窟内なので、勢いよく流れる轟音が響き渡って常に「ゴーッ!ゴーッ!」という大迫力の音を楽しめます!そして結構近くで流れてるので間近で写真撮影ができます。

不動滝

焦点距離:28mm|シャッタスピード:15秒|F値:8.0|ISO感度:100 フィルター無し

というか、滝との距離が近すぎたので広角レンズじゃないと滝の全景は収めきれませんでした。個人的には超広角が欲しかったですが、こういう時に限って持って行かなかった。。。

 

それでは不動明王様、また来ます。その時までには願いを叶えてくれることを期待してます。

 

では!

 

奈良県川上村観光サイト

奈良県川上村観光サイト | 不動窟鍾乳洞(不動滝)

☆場所

 

 

滋賀県の奇祭!大原祇園祭の写真を撮ってきた

2ヶ月弱ぶりの更新です。

 

2016年7月23日(土)は滋賀県甲賀市大鳥神社で開催された「大原祇園祭」に行ってきました!(更新遅すぎる笑)滋賀県民ながら、この祭りがあるのを知ったのはつい最近のこと。そう、前回富山県でお祭りを撮影してから、地元でもおかしな撮影しがいのあるお祭りがないかと日々アンテナを張っておりました。すると、案外近い場所で意味不明な興味深いお祭りがあるということで、行ってみることにしました。
そこで偶然にも、お祭数日前に最近よく登場するお祭グラファーO氏から、この大原祇園祭に行こうではないかという連絡がありました(笑)なんたる偶然!

 

大原祇園祭とは

つまり喧嘩です(あれ、以前もこの言葉使ったような笑)。少し噛み砕いて言うと「頭の上に乗せた灯篭のぶつけ合い」です。10人(10基)ぐらいのグループが円になり、「インヨーソーライ」という掛け声とともに全員が中心部に向かい、相手の頭の上の灯篭を自分の灯篭でぶち壊します。そんなお祭りです。

 

駐車場は?

これは迷いました。神社の公式ページを見ても駐車場の場所が書いていない。「境内駐車場あり」とは書いていたのですが、お祭りをするのに境内にとめられるはずがないでしょうに。調べてもすぐ出てこなかったので、最終的に警備のお兄さんに場所を聞きました。

 「甲賀コミュニティセンター」側の空き地に停めました。(無料)


開催場所は?

この神社、結構広いです。最奧の本殿っぽいところの手前で開催されるのですが、そこまでは結構距離がありました。でも基本的にメインの通路は一本道なのですぐわかると思います。そして、行くのが遅かった為もう既にカメラマンの場所取り合戦が始まっているのでは、と思いましたがそんなことは全然なく、カメラマン自体もちらほら見かける程度でした。それほどマイナーということなのでしょう。こちらとしてはありがたい( ´ ▽ ` )

 

灯篭の入場

開催時間の21時になると、正門からぞろぞろと何十基もの灯篭が人々の頭に担がれて入場してきます。1列に行進して向かう先は2箇所あり、それぞれの場所で同時にぶち壊しが行われます!

 

次々に灯篭が壊れていく…

 

灯篭の火が消えたら逐一火を点け、また戦場へ。


このぶつけ合いは幾つものグループによって行われ、これが全部で10グループ程ありました。そのためぶつけ合いの回数も結構多く、シャッターチャンスは次々とやってきます。しかし、ロウソクの赤い色をそのまま写したいのですが、おじちゃんカメラマンの方々のフラッシュが多すぎて、、、実際のところ失敗写真の大量生産でした( ;´Д`)


お祭りのメイン

灯篭のぶつけ合いが一通り終わったところで、周囲の人々はちょっとした解散ムードになります。しかし、このお祭りはここからが見どころ!再び灯篭で円陣が作られ周りの電灯はほとんど消灯されます。すると、灯篭のロウソクの灯りの中で獅子舞の頭の部分を持った人が登場します。そして、その人が次々に灯篭に勢いよく襲いかかり、灯篭の中のロウソクを食べて火を消してしまいます!

ここでその写真をどーん!と載せたかったですが、あいにく立ち位置が悪かったのと、獅子舞のスピードが速すぎて全く捉えられませんでした…あれが撮れたら躍動感のある良い写真になった気がするのに…また来年ですね(T ^ T)

そのメインが終わると、今度こそ祭りの終了モードに。観客はぞろぞろと帰っていきます。


しかーし!!

写真を撮りに来たならここで帰ってはいけない!なんとこの後、灯篭たちはもう一勝負してから帰ってゆくのです。つまり、21時からのぶつけ合いの時とは異なり、観客のほとんどいない中で写真を撮り放題!最初からいなくてもええですやん!\(^o^)/
ということで、もう一度灯篭のぶつけ合いを撮ったり、ボロボロになった灯篭が立派な門から退場するシーン(冒頭の写真)を撮ったりしてから我等も帰路につきました。以上、滋賀県の奇祭でした!

 

ちゃんちゃん♪

 

 

大鳥神社HP

おおはらぎおん

☆撮影情報

2016/7/23(土)20:00〜23:00 「大原祇園祭」in 滋賀県甲賀市

 

富山県の砺波夜高祭りで初めての祭り撮影!

こんばんは。6月に入りジメジメした梅雨の湿気が迫ってくる第2週目の土曜日。湿気を吹き飛ばすように聞こえてくるのは「よいやさー!」という掛け声。

もう1ヶ月前の話になりますが、富山県砺波市の『砺波夜高祭り』に行ってきました!いままで祭りを撮ることなんか無かったですが、先日奈良県ツツジで御一緒したお祭りフォトグラファーO氏のお誘いを受けて弾丸で行ってきました。滋賀県の自宅から車でちょうど3時間ぐらい。許容範囲です(笑)

 

砺波夜高祭りとは

簡単に言うと、"喧嘩祭り"です。道路上で大きな行燈(あんどん)が2基向き合い、勢い良く突き合います。そしてその勝敗を決めるという喧嘩です。詳細は公式ホームページをご覧ください。

夜高祭WEB

 

会場へのアクセスと時間

バスか車の選択肢があったのですが、バスは当然時間を気にしないといけません。この祭りはメインの突き合いが20:45に始まり、24時ぐらいまで対戦が行われるためバスの場合は途中で抜けないと帰れなくなってしまいます。ということで、車で現地まで向かいました。(結局途中で帰りましたけども)

駐車場は市民病院の無料駐車場に停めましたが他にもたくさんあるようでした。そこまで有名な祭りではないようなので、渋滞もあまりなく明るいうちに現地に着けて行燈の写真を撮りに回れました。夜になると交通規制もかかるので、夕方ぐらいに現地に入るのがお勧めです。

 

場所取り

突き合いが行われる場所は2箇所あり、車道で巨大行燈の突き合いが行われます。写真を撮るなら、その車道沿いの歩道、もしくは有料の観覧席が設けられているのでそのどちらかになります。僕たちはせっかく時間をかけてきたこともあり、お金を惜しげも無くはたいて(2500円でしたっけ?)有料席をゲットしました!

有料席は前半と後半で交代制になっていて、前半は既に売り切れていて後半(21:45~)を購入しました。

砺波夜高祭り

関係者になった気分!

 

時間になれば有料席に確実に座れるということで、それまでは撮影タイム!祭りの雰囲気や行燈を撮りまくります。

よくここまで綺麗な行燈を作り込めるなーと感心します。話はそれますがいつか青森のねぶた祭にも行ってみたい。

行燈はそれぞれの町ごとに作成されていて、行燈のデザインに対する賞があるみたいです。「○○町が今年は賞とってた!」という会話がひっきりなしに聞こえてきます。

 

突き合い開始!

そして辺りは暗くなり、いよいよ突き合いが始まろうとしています。その頃になると周辺の歩道は人でごった返して移動もままなりません。スシ詰めぇ~(*_*)

喧嘩祭りと書きましたが、いざ始まってみると実際のところはスポーツのようなものでした。突き合いが始まる直前に各町の代表?らしき人たちが何やら話し合います。そしてその間、行燈の側では行燈に乗ってる人のマイクパフォーマンスにより、観客含む周りの人達のテンションを上げてくれます(笑)

ウォーミングアップ中の行燈

 

そして、開始の合図で思い切り相手に突っ込んでいきます!

け…結構速い!!人間がダッシュするぐらいのスピードで突っ込んでいきました!相手の行燈にぶつかった瞬間、「ドーン!!!」という衝突音とともに観客の「オオーッ!」という声と拍手が響き渡ります。迫力ありすぎ!!(゚д゚)

勝敗はどうやって決まるのかわかりませんでしたが←、こちらとしては見るだけでも面白い!写真を撮るのはもっと面白い!!ただ、観客席の位置があまり良くなくてどうしても手前の電線が写り込んでしまいました。。。奥のヤマザキパンの2階から撮れたらベストなんですけどね。お願いしたらいけましたかね。

 

 

今回紹介した砺波夜高祭りですが、写真撮影でなくて純粋に見るだけでも十分行く価値は有ると思います。そして参加してみたいぐらいでした。

また、今回初めて祭りの写真を撮りましたけど、やっぱ標準ズームレンズは必要ですね(笑)。僕は単焦点しか持ってないので今回はそれで乗り切るしか無かったのですが、どうしても他の画角が必要な場面が出てきてその場でAmazonでポチってやろうかと思ったぐらい。その時は冷静になって思いとどまりましたけども。

 ※2016/7/1 サブカメラ買いました!(笑)

 

では、みなさん楽しいカメラライフを!

 

滋賀県日野町のホタルと天の川

こんばんは。自称「日野町ホタル保存会」会長のがみさんです。

梅雨に入り、6月中旬には僕の地元では夜になると黄緑色の光が乱舞し始めます。そう、みんな大好きホタルです!一眼レフを購入してからは毎年必ず実家周辺のホタルを撮りに行ってるんですが、この場所がもうホタルの飛ぶ量が多いのなんのって!田舎に行けば普通の量じゃないの?ッて今までは思ってましたけど、友達に紹介するたびに多いって言われます。多いそうです。

 

今年狙うホタル写真

ホタルって見てて綺麗ですし写真にとっても幻想的で癒やされますよね。でも写真に写すのはホタルだけじゃ物足りなくなってきまして、何か副題を入れるか、面白いアングルで撮りたいなーと考えてました。去年のホタルシーズン終了後からずっと考えてました。

そして今年撮ってみようと思いついたのが、「ローアングル」と「天の川」です。もっと言うと姫ボタルを撮りに行きたかったんですけど、なかなか近場に生息情報がありません。。。なので今年は地元のホタルに狙いを定め、雨の日以外ほぼ毎日観察してました。笑

 

簡単には撮れない

ローアングルの写真ならホタルが出現する時期に行けばいつだって撮れます。難しいのはもうひとつの、天の川と蛍の写真です。"天の川を良く撮れる日"と"ホタルがたくさん飛ぶ日"に撮影できないと、全然見応えのない写真になってしまいます。これがなかなか運任せでもう、、もうっ!(TдT)ってなります。梅雨の時期なのでそもそも晴れ間が少ないというのも、神様のイタズラとしか思えません。天気が悪い日が続くけども、それでも毎日毎日天気予報とにらめっこ。

 

ついにきたベストコンディション

焦点距離:20mm|シャッタースピード:30秒|絞り:f/2.2|ISO感度:1600

神様ありがとう!\(^o^)/

案外あっさり撮れました!これこそ撮りたかった写真です。最初は雲がありましたが、晴れる瞬間を2時間ぐらい待ってたらそのタイミングでホタルも良い感じに飛んでくれました。めげずに途中で帰らなくて良かった...!

この写真を撮るにあたってポリシーにしたのが、合成をしないということ。天の川は一枚の写真だとしても、ホタルの部分だけ複数枚重ねてたくさん飛んでるような写真に仕上げるというやり方だと、そこらへんの田舎に行けば簡単に撮れると思います。でも僕はこの場所のホタルの多さをそのまま写したかったので、合成なしにこだわりました。

 

ローアングルは勇気がいる

次に、ローアングルのホタル写真を狙ってみます。イメージしていたのは、川の上にもう一層ホタルの光跡で出来た川を表現できたらいいなと思ってました。そして、この場所のホタルはちょうど川の上を飛ぶことは調査済みです。あとはその場所に三脚をセッティングするだけ。

しかし川の両側は1メートルぐらいの高さの草が覆い茂っています。そして田舎ではどこにでもいるマムシの脅威もあります。鹿もいるけどあいつらは臆病なので逃げていってくれます。ということで、服装は長袖長ズボン、長靴着用は必須!草をかき分け目的の場所にて撮ったホタルがこちら。

焦点距離:58mm|シャッタースピード:5分|絞り:f/2.2|ISO感度:1600

イメージ通りでした!天の川&ホタルの写真は一枚撮りですが、こちらは合成しています。30秒×10枚の5分間の写真です。3分間ぐらいでこの量のホタルが撮れるかと思ってましたが、ちょっと少なかったので、5分にしました。これは去年よりホタルが少なくなってきてるということなのか...?単純にまだピークじゃなかっただけと信じたいです。

ちなみに去年は35秒の写真でこれだけのホタルが撮れました。

焦点距離:58mm|シャッタースピード:35秒|絞り:f/5.6|ISO感度:3200

去年はいっぱい居たなー(^_^;)

 

余計な光を出さない

今年はもう飛んでいませんが、来年以降ホタルを見に行く際に気をつけて欲しいことです。ホタルはとても弱い光で繁殖活動をしているので、それに似た色や強い光が発生するとダイレクトにホタルの活動に影響を与えてしまいます。その結果、翌年のホタルの量が減ってしまったりするのでこれだけは避けたいところ。。。カメラのアクセスランプとか液晶画面とか、隠せるところは隠していきましょう!

 

では、皆さん楽しいホタルライフを!(今年はもう飛んでいませんが)大事なことなので二回言いました

 

奈良県葛城山でツツジの絨毯を撮ってきた

2016年5月14日。大学時代の友人とその先輩がツツジを撮るために葛城山へ行くというので、同行してきました!

葛城山奈良県の御所市にある標高959.2mの山で、5月中旬には山頂付近でツツジが満開を迎え「一目百万本」と言われる程のツツジを体験できます。

 

とりあえず金魚の糞モード

ツツジツツジなんてそこら辺に咲いてるのにわざわざ撮りに行くの?と、こう思う人もいるかもしれません。自分もその一人でした。しかし友人の先輩O氏は数々のフォトコンで受賞歴のあるスーパーフォトグラファー。付いて行けば間違いは無いはず。ツツジに関しては何の前調べもしなかったですが、期待だけは膨らみます。

 

下見なのでロープウェーで

f:id:garmin03:20160614233627j:plain山頂まで撮りに行くと言っても、今回は登山するわけではありません。葛城山は山頂までロープウェーが運行されていて、それを使えば登山すること無く山頂まで往復できます(往復運賃1200円)。しかしロープウェーは7時過ぎからしか運行しおらず、朝焼けの時間に写真を撮る場合は深夜のうちに登山するか、前日から山頂に登って前泊するかの選択肢があります。次回は朝焼けの時間帯に行きたいので深夜の登山ですかね!ヒャッホイ(゚∀゚)

ツツジのピーク時はロープウェーの乗客がいれば定刻前に運行を始めるようで、今回6時半には既に動いてました(^_^;)

 

山頂に到着!

ロープウェーに乗って山頂まで歩き、人の流れに付いて行ってやっとの思いで山頂に到着しました!徒歩10分だけやったど達成感も少しだけある!←

f:id:garmin03:20160614231102j:plainしかしツツジが咲いているのは山頂ではなくすこし外れたところ。山頂はさっさと後にしてツツジに向かいます。

 

眼前に広がるのはツツジの絨毯

f:id:garmin03:20160614231132j:plainどどーん!目の前にツツジばっかり!これは一目百万本と言われるだけあります!目の前からだんだん下っていき、ツツジがウニャウニャと波打っています。ウニャウニャ。ビューポイントにはそれぞれ簡易的な展望台が用意されていて、そこでは写真を撮ってる人もいればお昼ごはんを食べている人もいたり、ドローンを飛ばしている映像制作チーム?もおられました。ドローンって面白そうですね。値段が高いから手を出せないけど。

 

ツツジを展望できる場所から少し移動し、今度は逆に先ほどの展望エリアを見上げるような場所にも歩いて行けます。その途中、ツツジの中を突っ切っていく画になる道がありました。

f:id:garmin03:20160614231027j:plain望遠レンズで切り取りたかったけど、持ってないから無理...レンズ欲しい...

 

そんな感じでつつじを堪能した土曜日の朝。来年は登山して朝日を拝みたいです。それまでには望遠レンズも手に入れてるでしょう(笑

 

では!

 

九尺ふじと孔雀

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パープルこってりにした九尺ふじ。

5月のゴールデンウィーク終盤に兵庫県丹波市の白毫寺(びゃくごうじ)まで藤を撮りに行ってきました。ここの藤は「九尺ふじ」という品種で普通の藤よりも房が長いのが特徴です。そして、夜にはなんと藤のライトアップも行われます!これは期待値上がる!

 

道程は長かった

白毫寺まで長蛇の渋滞

ゴールデンウィークで、かつ、藤が満開ということで多少の渋滞や混雑は覚悟していました。しかしいざ行ってみるとかなり渋滞している模様...「混雑時はここから40分以上かかります。」という看板のところから渋滞に引っかかりました(15時頃の話)。こんなに人気スポットだとは...

でもこの渋滞は不幸中の幸い。今回は土曜日に行ったからまだマシでしたが、日曜日だとマラソン大会の交通規制も行われるためとんでもない渋滞になるらしいです。土曜日に行ってて良かった(^_^;)

 

駐車場は6箇所

白毫寺の入口付近の駐車場から点々と6箇所の駐車場が用意されています。一番離れている駐車場からでも徒歩10分もかからず白毫寺に着くのでどこに停めてもさほど問題無いと思われます。逆に混雑時はさっさと車を停めて歩いたほうが早いです。

 

入場料金は300円

白毫寺の入り口

門の前で300円を支払い、いざ白毫寺へ!藤は!?九尺は!?と息巻いていると目の前には孔雀がいました(笑)まさか「くじゃく」で掛けてんのかな?孔雀は毒蛇をも食べることから仏教の守護神とされるらしいのです。

白毫寺の孔雀

「目」を強調させるためにシャドー部を暗く、水色を濃くしています。

 

藤棚のある広場へ

寺の前を通りすぎて階段を登ると、藤棚のある広場へ到着します。

白毫寺の藤棚

想像してたより藤棚が長い!そしてやはり人が多い!まぁピークの時期なので仕方ないのでしょう。また、九尺ということで花の房が2m70cm位あるのかと期待していたけど実際はそんなに長くなかったです。そういう品種らしい。でも確かに他の藤と比べると長い。さらに藤棚の高さも低くなっているので棚の下に入り込むには少し屈まないといけませんでした。

不意に背伸びでもしようとしたら頭が藤の中に入って「匂いが...!匂いがー!!」ってなりました。自分には少々キツメの匂いでしたけどクマンバチさんにとってはそそられるんでしょうね。そこら辺をブンブン音立てて飛び回っておりました。

九尺ふじに集まるクマンバチ

 

夜のライトアップまで待つ

白毫寺の目玉は藤のライトアップです。日没から21時までカラフルな藤のライトアップが行われるのです!

ライトアップされた九尺ふじ

超定番の下から広角であおってみた図。

でも花のライトアップを撮るのは難しい...少しの風で揺れる(そして人が触れて揺れる)ので、シャッタスピードを速くしないとブレる→仕方なくISO感度を上げる→ノイズが出る→泣ける(TдT)

星を点で撮るための赤道儀があるように、風で揺れる被写体に合わせて動くシステムなんて開発できないでしょうか。まぁ無理ですよね。結局藤を撮るのも忍耐力が必要でした。人がいないタイミング(ライトアップ終了直前ですかね?)でまた次回チャレンジします!

 

現在は本来の姿ではない

今回見た九尺ふじは広場にある藤です。しかし以前は山の斜面を少し登ったところに、もう一段藤棚があったのだそうです。しかし数年前の大雨で土砂崩れにあい、現在は広場の一段のみとなっています(白毫寺のウェブサイトには以前のままの写真があります)。是非とも2段ある九尺ふじを見てみたい。

 

どうでもいいけど白毫寺の「毫」という漢字、これ一字で「豪毛」っていう意味に思えてしまうのは僕だけじゃないですよね?

 

では!

 

☆白毫寺のウェブサイト

白毫寺|兵庫県丹波市|九尺藤・セッコク・紅葉

 

2016年の近畿の桜まとめ

2016年春。桜を求めて写真を撮りに行った場所は5箇所。

出来れば一つ一つ紹介したかったけど、もうすっかり春は終わったので全部まとめて紹介しちゃいます!※地元の滋賀県が多めです

 

背割堤

この場所については以前記事を書いているので、こちらを御覧ください。

 

杣川運動公園付近(JR貴生川駅

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ここはJR草津線に乗ってぼーっと外の景色を眺めていると、広大な菜の花畑が広がっているのが見えました。その付近にちらっと桜が咲いているのも見えたのでピンクと黄色のセットが撮れると思いちょっと寄り道。

桜はあんまりボリュームがなかったですが、菜の花は超大量!むしろ菜の花がメインですね。そして、少し離れたところではJR草津線も走っているので前景に菜の花を入れた鉄道写真なんかも撮れるかも(望遠レンズが必要な距離ですが)


日野川沿い(蔵王ダム付近)

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(菜の花ばっかりですみません...)

実家が近くにあるので、毎年見に来ています。この場所の何が良いって、人が全くいないところ。ここで写真とってるのは自分以外に見たことがありません。また、この付近は蛍もたくさん生息しているので、6月末頃にはここに張り付くことになりそうですwまた誰か一緒に行ってやってくださいm(_ _)m


うぐい川

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滋賀県甲賀市にある鮎河の桜です。うぐい川沿いに桜の並木になっていて、滋賀県内では有名な桜の名所になっています。川沿いの桜並木っていいですね...
毎年満開の時期になると桜祭りが開催されて、付近の空き地に屋台が立ち並びます。
夜には桜がライトアップされて幻想的な雰囲気に包まれます。それを川のどまんなかから一枚。

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桜のX!水面ぎりぎりからの超広角レンズで撮りました。


大阪造幣局桜の通り抜け

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大学の頃から大阪に住んだり通ったりしてたんですけど、造幣局に行くのは初めてでした。造幣局の桜は遅咲きの品種が多くあり、見頃は他の桜スポットより1週間程度遅めの4月中旬。そして、通り抜け開催期間も1週間という短期間のため平日でも人でごった返していました。行った日は開催期間の最後のほうで、既に葉桜になっているのがちらほらありました。行くなら早めのほうが良さそうですね!

 

おわり

以上、2016年の春に訪れた桜スポット一覧でした。基本的に桜並木を狙って行きましたが、来年は一本桜をメインにまた今年とは違った桜を撮りに行きたいです。

 

では!